3月15日(土)アミティ丹後において、パリオリンピック・レスリングフリースタイル74㎏級銀メダリスト高谷大地選手、アテネオリンピック銅メダリスト 日本レスリング協会 強化本部長 井上謙二氏をお迎えし、講演会を開催いたしました。
井上さんは、中学生の時の夢の一つが選手になること。その中で現役時代に靭帯断裂で手術を経験し、リハビリを経て再びタックルができるようになったことで、またレスリングができる喜びを感じ、当たり前の時には見えなかったことが有難いと思えるようになったと話された。選手引退後の2018年から二つ目の夢の指導者として進んだ道のり、その中での選手との信頼関係、練習環境の大切さ などをお話ししていただきました。
高谷さんは、幼少期からレスリングをされオリンピックを視野に入れるきっかけになったのが兄の惣亮さんのロンドン五輪の時だったそうです。そこからは65kg級から74kg級へ変更、体が動かなくなる大変な経験、支えていただいた米満コーチに「緊張は体が固まることではなく戦う準備をしているんだ。緊張を恐れなくてよい」と励まされ、この言葉のおかげで五輪代表を目指すことができた。パリ五輪では「最後まで攻め続けよう」「タイマーが鳴るまでは終わりではない」など当時の心境を話されました。今現在は次期オリンピックに向けての充電とレスリングの普及活動や指導に向け世界を飛び回っておられます。
最後に、二人の恩師でもある丹後緑風高校レスリング部顧問の吉岡 治先生に、二人の思い出をお話ししていただきました。
講演後の練習会では、5歳から高校生までが参加、高谷さん、井上さんの指導の中行われました。 参加者は、お二人の言葉に熱心に耳を傾け練習を行っていました。
※ 丹後緑風高校 レスリング部の皆さんに準備等お世話になりありがとうございました。


☝ 日本レスリング協会 強化本部長 井上謙二氏

☝ 高谷大地選手

☝ 丹後緑風高校 レスリング部顧問 吉岡 治先生

✯練習会風景✯





☝ 丹後緑風高校 レスリング部の皆さん(高谷選手への寄せ書きと記念撮影)











